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ひょうごスーパーハイスクール

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地域の課題解決を目指しながら、地域、企業、大学研究機関等と連携して製品開発製作、研修等を行い、「日本のへそから世界へ発信できるエンジニア育成」に取り組み、魅力ある学校づくりを推進… もっと読む
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2021年3月の記事一覧

ひょうごスーパーハイスクール先進校枠指定校事業特別講義

 令和3年3月17日(水)11:00~ 本校体育館において、『自動運転の実現による社会への貢献に向けて』と題して2年生を対象に、先進モビリティ株式会社 取締役 原田 努氏の講演会が行われました。  先進モビリティ株式会社は、東京大学生産技術研究所次世代モビリティ研究センターの自動運転や隊列走行などの研究・開発成果を社会に還元するため、2014年6月に設立された東大発のベンチャー企業です。ドライバー不足に起因する問題が深刻化していることから、路線バスや鉄道の廃線による住利便性

あま~いイチゴ🍓を研究するに至ったストーリー

 ひょうごスーパーハイスクール指定校事業の中の課題研究の一つとして、「西脇市と連携した特産物に係る製品開発・製作」があります。 西脇市の特産品といえば・・・「西脇いちご」で有名ですね。 そこで、西脇市の農産物であるいちごの生産性向上事業として、次の3つの研究を進めていくことにしました。 1.品質分析 イチゴの栄養素であるビタミンCや甘さの指標である糖度が簡単に検査できるキットの開発を目指します。 2.保存法の研究開発 購入したイチゴをそのまま冷蔵庫で保存したとき、おい

ひょうごスーパーハイスクール先進校枠指定校事業特別講義

令和3年3月4日(木)11:00~ 本校体育館において、『あきらめなければ、失敗ではない』と題して1年生を対象に、西脇市長 片山象三氏の講演会を実施しました。  兵庫県の地場産業の一つである播州織は、かつて20年以上にわたり海外に輸出するほど繊維工業として栄えていましたが、時代の流れとともに低コストで生産できる中国へ生産基盤が移ってしまいました。そこで、中小企業として生き残っていくためには、時代に即した技術開発が求められました。  市長になられる前は繊維機械を販売する会社