西脇工業高校独自科目「地域産業探究」がスタートしました。
ひょうごスーパーハイスクール事業のカリキュラム開発として、西脇工業高校独自の科目「地域産業探究」の授業が始まりました。
3年生の選択科目に設定され、各工業科の垣根を無くし、他の工業科の生徒と一緒に取り組むことができる新しい試みです。
「ものづくり」への意識や知識・技術、表現力等の向上を目指し、地元自治体、企業等と連携して「ものづくり」を実践します。
地域から技術やアイデア等を発信できる人になることを目標とし、ふるさとを愛する心、決定する判断力、物事に対する洞察力を磨きます。そして、製品や教材の製作・開発・研究を通して応用力、実践力を身に付け、研究発表により、表現力・コミュニケーション能力を身に付けることができます。
課題テーマとしては、
「西脇市と連携した特産物に係る製品開発(金ごま)」
「舞子高校防災科と連携した防災製品開発」
「西脇市と連携した小中学校へのプログラミング学習出前授業」
です。昨年度から継続し取り組んでいきます。
4月は、知的財産学習を通して、ものづくりの発想法を学びました。情報・繊維科の先生が講義をしてくださいました。新しい知識が増えると同時に、知的財産の大切さにも触れることができました。これから取り組む設計や製作にも大いに生かされていくことでしょう。
5月は、グループごとに考えた内容をまとめ、発表しました。お互いの考えを発表することで、新たな考えが生まれたり、深まったりと視野を広げるいい機会となりました。また、人に伝える力も磨かれました。
今後はグループごとに分かれ、テーマに沿った設計や製作に入っていきます。いよいよ、考えていたことを形にしていきます。目に見える形になっていくことは、とてもワクワクしますね。
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各テーマの進捗状況を、今後も報告していきますので、
楽しみにしていてください。