「危険物取扱者」の試験が実施されました@工業化学科
令和3年6月13日(日)に、「危険物取扱者」の試験が行われました。
6月の受験に向けて、早朝と放課後の時間帯を使い、試験対策の補習授業がありました。生徒たちは、真剣に授業に取り組み、試験に向けて最大限の努力をしました。教員の最大限のサポートのおかげで、生徒たちは自信を持って試験に挑むことができました。
「危険物取扱者」とは、乙種危険物取扱者は指定の類の危険物について、取り扱いと定期点検、保安の監督ができます。又甲種もしくは乙種危険物取扱者が立ち会えば危険物取扱者免状を有していない一般の者も、取り扱いと定期点検を行うことができます。丙種危険物取扱者は、特定の危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)に限り、取り扱いと定期点検ができます。
「危険物取扱者」を必要とする施設には、一定数量以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設があります。
今年度で閉科する工業化学科の生徒を中心に、危険物取扱者の試験を受験しました。資格取得に向けて3ステップで難易度を上げていきながら、危険物の取り扱える範囲を広げていきます。
① まず、「乙種第4類」に挑戦します。
→合格します。次のステップに進みます。
②「乙種の第4類を除く第1類から第6類」の中から、3種類の試験を受験します。
→合格すると、18歳以下には受験資格のない「甲種危険物取扱者」を受験することができるようになります。次のステップに進みます。
③「甲種危険物取扱者」を受験します。
ちなみに、「甲種危険物取扱者」は、国家資格の中でも、合格率が低く、高難易度レベルの資格になります。
もし、「甲種危険物取扱者」を高校生が取得したときは、生徒に限らず教員も騒ぐくらい難しいです。もちろん、西脇工業高校にも「甲種危険物取扱者」の試験に合格した卒業生もいます!!
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ステップを一つずつクリアし、次の目標にむかって、生徒たちは自然に頑張っていくことになります。3年間の充実した高校生活のために、チャレンジができる多くの機会と実現できる環境がここにはあります!
西脇工業高校では、各科の垣根を超えた資格試験の受験が可能です。
例えば、電気科の生徒が「危険物取扱者」を受験したり、ロボット工学科の生徒が「第2種電気工事士」に挑戦することなども可能です。
各科には、さまざまな専門性を備えた教員が偏らずに配置されているので、分からないところがあっても近くの先生に相談できますよ!
西脇工業高校を卒業する頃には、チャレンジ精神と努力によって、広く・深い専門性を身につけた立派な社会人になれることも夢ではないですね!