技能検定3級シーケンス制御
令和6年2月10日(土)本校電気科通信実習室において、技能検定3級シーケンス制御の実技試験を行いました。
技能検定とは、
働くうえで身につけ、また必要とされる技能の習得レベルを評価するための国家検定制度で、機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で131職種の試験があります。試験に合格すると合格証書が交付され、技能士と名乗ることができます。(厚生労働省ホームページ参照)
シーケンス制御とは、
機械設備等を電気制御回路によってあらかじめ定められた順序、手続きに従って自動的に動かすもので、工場内の自動化設備をはじめ、エレベーターや自動ドアなど、さまざまな装置や設備に使われています。
技能検定3級シーケンス制御では、コンベア上のパレット(金属製の箱)が左右に動き、その動きを押しボタンスイッチやコンベヤの左右にあるリミットスイッチ(冷蔵庫など扉を開けると庫内灯が点灯するようなスイッチ)によって色々な動きをさせる試験です。
今回は、電気科1年生が4名、2年生が4名、ロボット工学科2年生が1名受験しました。
西脇工業高校では、このシーケンス制御の検定だけではなく、旋盤や機械検査、はんだ付けなどの検定を行っています。社会で出てすぐに役立つ資格が取得できるように補習等をしています。